「過去を振り返り、未来について考えるきっかけに」

1908年、日本からブラジルへ渡る最初の移民を乗せた笠戸丸が神戸港を出港しました。それからちょうど100年。ブラジルには約150万人の日系人コミュニティが形成され、日本にも約31万人のブラジル人が暮らしています。しかし、ブラジルにおいて日系人が受け入れられているのに対し、日本ではブラジル人との交流はまだ浅いのが現実です。今回の写真展がお互いを知るきっかけとなり、共生への第一歩につながればと願います。

<展示内容>

「かつてブラジルに渡った日本人」

100年前、日本人は大きな希望を胸に抱き、ブラジルへと旅立ちました。しかし、そこに待っていたのは厳しい現実、日本とは違う暮らし…彼らは、新天地ブラジルでどのようなコミュニティを形成していったのでしょうか。本章では、子供・夢・希望の3つをテーマに、時代の流れを追います。

「現在ブラジルで暮らす日系人」

本章では、ブラジルで今を力強く生き抜く日系人の輝きと、彼らの生き生きとした様子を伝えます。移民から100年の時を経て、遠い異国の地で持ち続けた日本の心、夢を追い続ける心、受け継がれてきた様々な思い。2世・3世、そして4世と世代が深まっていくなかで、日系人たちはどのような生活を送ってきたのかを紹介します。

「現在日本で暮らすブラジル人」

本章では、日本社会に生きるブラジル人とその子どもたちに焦点を当て、彼らが抱く夢や、将来に対する思いなどを主題とします。本学学生とブラジル人の子どもたちとの交流イベントを通して、彼らの考えや、未来へのメッセージを発信します。なお、交流イベントは学生実行委員会が主催、動画・写真撮影も本学学生が行いました。

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